生活習慣を見直しましょう!

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お役立ち情報

太っている??そうでもない???
わかりやすい物差しの一つが、ウエスト周りの数値。
そのウエスト周りの増減には、「内臓脂肪」が大きく関わっています。
この内臓脂肪がついてしまうこと、思っている以上に深刻な事態を招くこともあるのです・・・。

さよなら肥満、内臓脂肪をスッキリ落とす7箇条、ご紹介いたします!

ぽっこりお腹の正体!内臓脂肪とは・・・

内臓脂肪は、腸のまわりに蓄えられた脂肪です。
単なる脂肪の塊ではなく、高血圧、糖尿病、動脈硬化(血管が詰まったり切れやすい状態)を進行させる物質を分泌し、心筋梗塞や脳卒中の危険性を高めると言われています。

メタボリックシンドローム(=内臓脂肪症候群)とは、まさにこの内臓脂肪によって動脈硬化が進みやすいカラダの状態のことをさしています。

より大きな病気になる前に「脱内臓脂肪」「脱メタボ」の第一歩、踏み出すのは今です!

短期間でも結果につながる!

内臓脂肪は皮下脂肪に比べると、短い期間でも頑張れば落ちやすい脂肪
(油断すると付きやすいという特徴もありますが・・・。)
特定健診では、内臓脂肪量を簡易的に測る方法として腹囲を測定しており、男性85㎝未満、女性90㎝未満が基準値となっています。

基準値を上回る方やお腹周りが気になる方、これからお伝えする7箇条を参考にお腹スッキリを目指しましょう!

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内臓脂肪を落とす7箇条

1.有酸素運動をとり入れる

ウォーキングや水中ウォーキング、水泳などなるべく長い時間続けられる運動が、脂肪を燃焼させるのに効果的です。
最近の研究では、1日に30分の運動を1回行っても、10分の運動を3回行っても、減量効果に差はないことが知られるようになりました
通勤時の行き帰り、ランチタイムなどに10分ずつでも歩くことで、少しでも脂肪を燃焼させましょう!

2.早食いは食べ過ぎのもと!ゆっくり食べる

早食いすると満腹感を感じる前に食べ過ぎてしまう傾向があります。
20分以上かけてゆっくりと食事をすることや、よく噛んで食べることを心がけましょう!

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3.遅い時間の飲食は控える

寝る3時間前になったらなるべく食べたり飲んだりしないようにしましょう!
どうしても夕食が遅くなる場合は、油の多い食事を控えるいつもより食事量を減らすなどの工夫をしてみてください。
また、思い切って分食(夕食を2回に分割)し、残業の途中でおにぎりを1個食べ、帰宅してからはサラダや油分の少ないおかずを食べるのもおススメです。

4.あぶらのとり過ぎに気を付ける

あぶらのとり過ぎはエネルギーオーバーとなり、内臓脂肪を増やす原因に。
例えば「揚げ物は週に2回まで!」といったルールを決めるなど、洋食や中華よりも和食中心を心がけましょう!

5.お酒やおやつ、嗜好品はほどほどにする

アルコールや間食は余分なエネルギーになりがち。
間食はカロリー表示を見て選び、アルコールもほどほどを心がけましょう!

6.食事を抜かない

食事を抜くと、食事と食事の間が空きすぎてしまうため、カラダが一種の「飢餓状態」となり、より脂肪をため込もうとしてしまいます。
1日3食を基本とし、特に朝食を抜かないように気を付けましょう!

7.体重をはかる

腹囲は自分では正確にはかりにくいことから、まずは週に1回でも体重測定を習慣にすることが大切です。
さらに、できれば毎日同じ時間帯に測れるとよりよいですね。

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point 体重が1㎏減るとお腹周りが平均して1㎝少なくなると言われています。

まとめ

運動と食事はセットで取り組み、続けること内臓脂肪の減少につながります。
「ベルトの穴が1つ縮まった!」「かがむ時にお腹が楽になった!」など、是非うれしい効果を実感してくださいね。


【参照文献】
・臨床栄養別冊 メタボリックシンドロームと生活習慣病Q&A
・eヘルスネット
内臓脂肪型肥満
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-051.html
内臓脂肪減少のための運動
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-05-002.html
メタボリックシンドロームを予防する食事・食生活
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-02-005.html

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