今回のチャレンジテーマ
食事はよく噛んで、ゆっくり食べる!
こんなあなたにおススメ
- 早食いの習慣がある
- 食べ過ぎが気になる
- 肥満を解消したい
期待できる働き
- 満腹を得られやすくなる
- 肥満や糖尿病の予防・改善
- ストレスの緩和
食事はよく噛んで、ゆっくりと!3つの実践テクニック
その1. 食事は15分以上かけて食べる
早食いは、満腹を感じる前に食べ過ぎてしまいやすく、肥満(BMI25以上)の人はそうでない人と比べ、早食い傾向にあることもわかっています。
満腹のサインが出るのは、食べ始めてから約15~20分後!
よく噛んでゆっくり食べると少量でも満腹感が得られ、内臓脂肪の分解を促進することも知られるようになり、二重の減量効果が期待できます。
食事は量でなく「時間」で満腹になるのがスマートなやり方です。
その2. おちょぼ口で、ひと口の量を少なめに
1回の口に入れる量を少なくすると、自然と食べる時間も長くなります。口の中が空になってから、次のひと口を入れるとさらにグッド!
よく噛んでひと口ひと口味わうように、ゆっくりとおいしい時間を楽しみましょう。
その3. 噛みごたえのある食材や料理を選ぶ
- パンや麺類よりも「ご飯」
- ごぼうやれんこんなどの根菜
- 高野豆腐や切干大根のような乾物
- ハンバーグなどの柔らかい挽き肉料理より、しょうが焼きやステーキのような肉料理
粉からつくるパンや麺類よりも、粒のまま食べるご飯の方が噛む回数が多く、腹持ちよもよいのです!
早食いは、歯周病やストレスにも影響
噛む回数が少ないと、口臭や虫歯、歯周病を防ぐ働きを持つ”唾液の分泌“が少なくなります。
歯周病にかかると、インスリンの効きを悪くして糖尿病を招いたり、動脈硬化を進行させる危険も…。
さらに、「よく噛む」というリズミカルな運動は、脳内の緊張やストレスを和らげる効果があるといわれており、早食いをすると得られるはずだったメリットが台無しになってしまうのです。
ゆっくりよく噛むことも大切ですが、よく味わうこともおろそかにできません!
「おいしい」と感じながらよく味わって食べると、栄養の吸収率が上がるというデータもあるのです。
減量成功とともに、おいしい時間を楽しみましょう。