一般的にある「カレーライス」のちょっと困った3つの点
ご飯が多め
脂質が多め
野菜が少なめ
カレーライスは種類にもよりますが、一皿600~1000kcalと、(既にお気づきかもしれませんが・・・)実は結構カロリー高めです!外食などではトッピングも追加してさらにパワーアップすることもよくありますね・・・。
加えて注意したいのが「糖質の量」。
お米や小麦粉、じゃが芋などがふんだんに使われているカレーライスは、全体の糖質量も多くなりがち。

嫌いな人がいないといってもいいカレーライス、その美味しさについついおなかいっぱい食べてしまいますよね。
そんな皆さんに、今回はカレーライスと上手に付き合うため、これだけは注意したい3つのポイント、お伝えいたします!
即実践!ここは必ず押さえておきたい、カレーライスの3つのポイント!
【1】ご飯の量でカロリー&糖質コントロール
カレーライスのご飯は一般的なお茶碗一杯(150g)よりも多い180 ~ 250g程度。
またチェーン店のカレーライスの場合、ご飯は300g程度といわれています。
ご飯を多く食べれば、必然的にカロリーや糖質も多くとることになってしまいます。

300g(外食のカレーのご飯量)…約500 kcal
200g(一般的なカレーのご飯量)…約340kcal
150g(ご飯少なめカレーのご飯量)…約250kcal
150g(ご飯少なめカレーが玄米だった場合)…約250 kcal
150g(こんにゃくを使用したパックご飯)…約160 kcal
玄米と白飯のカロリーはほとんど変わりませんが、玄米はミネラルや食物繊維が豊富に含まれていて、噛み応えもあり満腹感も感じやすいのでおススメ。
また場合によっては、こんにゃくを使用したパックご飯を買ってみるのも1つの方法です。
こんにゃく米の風味が気になる方でも、スパイスが利いたカレールーと一緒だと食べ易くなります。
最近では糖質管理を目的としてご飯の代わりになるブロッコリーやカリフラワーを使った冷凍食品や、ご飯の代わりにおとうふやおからなどを使った食べ方の工夫など、ご飯以外の選択肢も手軽に実践できるようになっています。

【2】知っておこう、カレーの種類のカロリーの違い
カレーの種類によってもカロリーの差があります。ご飯を抜いたルーだけの一食分のカロリーを比較してみました。
タイカレー…約460 kcal
ポークカレー…約420 kcal
キーマカレー…約380 kcal
豆カレー…約290 kcal
レトルトカレー…約280 kcal
カレールーを使わないタイカレーなども実は脂質の多いココナツミルクが使われているなど、意外に高カロリー・・・。

【3】食材を置き換えて、糖質量を抑えよう!
「ご飯量200gの一般的なカレーライス1皿の糖質量」=「およそ100g」
具材にもよりますが、カレーライス1皿のカロリーはほとんどが700kcal以上。

カレーライスの糖質量が多くなってしまう主な理由は、ご飯はもちろん、小麦粉や芋・根菜類など、カレールーにも糖質量の多い食材が重ねて使用されているため。
糖質量を抑えるには、食べる量に加えて「食材の置き換え」を考えるのがポイントです。
例えばじゃが芋や人参に変えて、他の野菜で試してみるのはどうでしょう?

秋~冬でしたら、食物繊維も豊富なまいたけやエリンギなどのきのこ類も良いですね。

カレーライス自体のカロリーや量を抑えることはもちろんですが、「糖質」という視点からも食材をチョイスできると肥満予防の点からも、さらに良いですね!
【まとめ】
まずはこれだけ、という視点からの3つのポイントをお届けしました。
カレーライス、と一言でいってもその食材や種類は多種多様。今のライフスタイルとしっかり向き合い、賢い選択でカレーライスを楽しみましょうね!